お休み学園の田んぼプロジェクト

お休み学園の田んぼプロジェクト

2025年度、お休み学園はぎふハチドリ基金様からの助成を受けて、
不登校の子どもたちと働く体験型学びの事業〜昔ながらの田んぼ・畑仕事〜
通称田んぼプロジェクトに取り組むことができました。

学校へ行かないことで生まれる一番の弊害は運動不足になりがちなこと、
お日様に当たる時間が少ないことの様に感じています。
(勉強の遅れなどは、その子のペースでやればいいと思っているので、
弊害にはなりません。)
家にいるとどうしても、ゲームやネットに依存気味という環境の中、
子どもたちと、自然豊かな場所でのお米づくりや農作業を通して、
自然に触れ、太陽の元で体を動かすことが、心身の健康につながるのではと考えました。
また、過去に何度も実施してきた、お休み学園の子どもたちが主体となって取り組むお休みカフェや
イベント出店もこの事業に加え、
自分たちで育てたものを使ったメニューで、カフェをしたり、出店したりすることで、
種を蒔くところから、育て、収穫し、採れた野菜で料理をし、販売するという、
一連の流れを体験することできました。

収穫後から、自分たちで育てたお米が、お昼ご飯でいただくということ、
収穫した野菜でメニューを考えること、
あの時の頑張りがこの形に変わったということを、子どもたちにも、
体験を通して実感してもらうことで、
達成感や自信につながる充実感も一入だったのではと思います。

私が思っていたよりも、子どもたちは本当によくがんばりました。
田植えや稲刈りは、なんか楽しいイベントという扱いで、
参加者も多く、賑やかにワイワイやりましたが、
その間の、草取り。
作業も地味で、パッと見た感じ果てしないし、暑いし…
などなど、愚痴る要素はたくさんあった様に思います。
もちろん、愚痴ってもいましたが笑
それでも、手を動かし(口も動かし)ながらも、一つ一つの作業を
丁寧にこなしていました。

虫が嫌い、手が汚れたくない、仕事がきつい、きつそう、
あらゆる理由で参加しなかった子も、もちろんいましたが、
イベント出店の方には、積極的に参加するという子もいました。
田んぼとイベント出店という、
対極的な要素が一つの事業に組み込まれていたことも、
子どもたちにとっては、切り替えができ、とても良かった様に思います。

田んぼにおいては、反省や課題も、一年を通してたくさん生まれました。
・この地域の気候の特性でいもち病が蔓延しやすいこと。
ご多分にもれず、お休み田んぼもいもちが広がり、収量がぐんと下がりました。
・電柵を付けているにもかかわらず、鹿が入り、大豆、玉ねぎが全滅したこと。
などなど。
悔しい思いもいっぱいしましたが、
その都度、来年どうするか。を話し合いました。
いもちに関しては、私が一番悔しんでいて、
来年は、いもち対策の薬だけでも使ってみようか?と聞いてみたところ、
子どもたちからは、満場一致で反対の声が上がり、
私が一番励まされた様な気がしました。
地域の方や、お米農家さんに、いろんな対策方法を聞いて勉強しました。
2026年度はピッカピカの田んぼになるといいなと思いました。
鹿対策においては、電柵かつ網!!という二重のバリアで挑もうと思っています。
知恵比べの様ですね!!

昨今の社会情勢を⾒ても、私たちの⽣きる源である⾷糧品の⾼騰の問題は、
これからの未来を⽣きる⼦どもたちには、
真剣に向き合わなければならない⼤きな課題であるように思います。
第⼀産業に触れることは、本当に困った時、どうすればいいかの知識と経験を活かせるようになるのではと思っています。
まさに体験型学びの事業になったように思います。

しめ飾り作りや餅つきや味噌作りなど、
いつもしていた恒例行事が
子どもたちにとって、特別なものになっていたら嬉しいです!
一年を通して、活動に意味や目的、ストーリーがより強くなった様に思えて
嬉しいです。

今年は雪解けも早く、3月半ばには、春の荒起こしができたので、
畑の拡大が実現でき、3月24日に増えた部分の畝作りをしました。
2026年度の夏野菜のための畝作りです。
to be continued!という非常に魅力的な感じで、一年のプロジェクトが完了となりました。

このプロジェクトのおかげで、本当に充実した機会を得ることができました。
子どもたちも、スッタフも、2026年度に向けてとても張り切っています!!
活動が継続できるように、頑張っていきたいと思います。
寄付をされた皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!!!!