5月、揖斐川町がどこよりも暑くなった次の日、お休み学園でも川開きとなりました。
山の川は冷たいんだけど、どうにもクセになるのが川遊びです。
みんな紫色になりながらはしゃいでいました。
5月のある日、Tくんから、
「一回、ここ(お休み学園)でゲームをしたい」という意見が上がりました。
話を聞くと、今、低学年チームはマイクラごっこにハマっているんだけど、
「Lちゃんがマイクラ知らないから、一度Lちゃんとマイクラをやってあげたい。」
ということでした。
ひたむきな説得と眼差しで思わず納得。
みんなと相談してみたらいいよ!ということで、
ごはんの時に、話し合いが始まりました。
こちらの心配は、
高いゲーム機がここで壊れるようなことがなく終われるかどうか。
その辺りを、みんなで話し合い(兄弟間での説得がほとんど)、
ある1日の午前中をゲームの日にしようという事が決まりました。
(午前中のみという希望が唯一私からのお願いでした。)
当日は、すごく張り切ってる子どもたち。
話を知らなくて(聞いてなくて笑)持ってくれば良かった!と残念がる子も。
どうなるかなぁと、ちょっと不安でしたが、
始まる前に、高学年の子たちが「ちょっと!始める前にルール決めよう!」と言い出し、
順番や使い方などなど、話し合っていました。
いつになく真剣に話し合いに参加する低学年の子どもたち。
この一連の流れが、本当に素晴らしくて!
なんか!ちゃんとフリースクールじゃん!!と嬉しくなりました。
「主体性を持って動けること、考えること」と言うことを、
私はここで一番大切にしています。
学校のように、スローガンを掲げるのではなく、
日頃のここでの生活の積み重ねが、
自然と主体が起きていると言う状態になる。
私たち大人は、そこに向かうための手伝いを
そっとできるようにと思っていたからです。
そのおかげもあって、どうなるかなぁという、不安は大きくなることはなく。
途中、空いているスイッチで遊びたい。と
約束と違うことを言う子がいた程度ですみました。
(もちろん、約束はしっかり守ってもらいましたよ。)
初めてのお休み学園でゲームの日は、
誰のゲーム機が壊れることもなく無事終わりました。
ゲームが嫌いなわけではないんだけど、
家でももう十分なほど、ゲームやってるわけだから、
敢えてお休み学園でゲームしなくてもいいかな。
と言うのが私の思いでしたが、
掛井さんとのお話や、西郷先生の講演などで話していたことが
心に残っていたので
心に余裕を持って、
この提案に乗れたようなに思います。
色々、やってみなきゃわかんないことばっかりだな!!と、思いました。
印象的だったのは、午前中ゲームをやった日、
お昼ご飯の時、体力が有り余っているなーという感想を持ちました。
普段は、午前中からずっと身体動かしているからかな。
また別の日は、
Tくんが持ってきてくれた念願のペットボトルロケットを飛ばしました。
いつも、タイミングが合わず、寒くなっちゃったり、風が強かったり、空気入れを忘れたり。
念願のペットボトルロケットだったのですが、
これが超すごくて、めっちゃ飛びました。
飛んでいったロケットを走って追いかける子どもたちが、
青春すぎて超かわいかったのも印象的。
とっても楽しかったです。
6月、梅雨が始まるとなかなか広場には行けないかもですが、
雨の日には雨の日なりの楽しみ方で、楽しむ予定です。
6月8日(木)は、利香さんのよさこいダンスの日
6月22日に予定していた虹希さんの革細工の日は、7月6日(木)に変更になりました。