子どもたちとする何気ない会話がいつもとっても楽しいです。
先日、私の誕生日の前日の会話の中で、
某回転寿司が某人気アニメとコラボすることが話題にあがり、
ガチャガチャで全100種類のキャラクターマグネットが当たることで
盛り上がっていました。
誰が当たったら嬉しいか、という話から、
一人何皿食べれるか、
その枚数なら何回ガチャができるか、などなど
とにかく、大盛り上がりでした。
そのコラボは、私の誕生日から開催され、
先着でクリアファイルがもらえることなど、
スマホを持っている中学生が色々調べてくれて、
なんとなく、誕生日なんだし、そこでお祝いしてもらったらいい。
という流れに完全になっていたのですが、
私は、誕生日に外食するならタイ料理を食べに行きたいと思っていたから、
「ちょっと待って!!ちょっと待って!!!」と、
その旨を伝えたところ、
みんなで行くという企画ではないにも関わらず、
若干テンションが下がる子どもたち笑
その後、お昼ごはんの時にもその話題が上がり、
またものすごい盛り上がりを見せたのですが、
私は、タイ料理行きの気持ちが捨てきれず、
その旨はことあるごとに伝えていたのですが、
ご飯を食べ終わった後、
Hくんが、何やら困ったような真剣な表情で
「ねぇねぇ、マサコちゃん…。」と、声をかけてきて、
何かあったかな?と思って
「どうしたの?」と尋ねたら
物凄く真剣な目で、低く落ち着いた声で、
「あんね、僕思ったんだけど…。
タイ料理はいつでも食べに行けるけど、
そのコラボは期間限定だから、
いつ終わっちゃうかわからないでしょ。
連続で2回外食ができないっていうなら、
まず最初にお寿司屋さんに行った方が安心だと思うよ。」
伝えてくれました。
その真剣さや、
私が後悔しないようにと慮っての優しさや、
諸々に心を打たれ、
「本当だね!私もちゃんと考えてみる!!」
と伝え、
深く頷き合いました。
とても細やかなことなのですが、
こういう子どもたちとの何気ない会話の後、
すごく暖かい優しい気持ちになります。
日頃のお休み学園で、積極的にしていることが
こういう何気ない会話、雑談、世間話です。
関係性をグッと縮めることができる魔法の力が会話すること
だと、思っています。
どうでもいいーーーー、というようなこと、
しょうもなーーーーい!!と思う会話の中に、
なんか楽しかったなー。と、嬉しくなることもあれば、
キラリとした優しさや思いやりが見えることが
度々、度々、あるからです。
子育て真っ最中の家庭においても、
この何気ない会話はとても良い潤滑剤になると思います。
勉強しなさい!
片付けしなさい!!
準備しなさい!!
早くしなさい!!!
大切な子に限って、かけている言葉が指令になりがちな、
わっちゃわちゃの子育ての中ではありますが、
その子の見ている世界に、会話で触れることで、
その子との関係が変わっていくように思います。
親自身の子どもの見方が変わってくるから、
たくさんたくさん、何気ない会話をしたらいいと思います。
子どもたちと、仲間意識を持って話せる関係になれば、それはそれは楽しいですよ。
もっともっと、大人は子どもたちの見ている世界から学べばいいし、
もっともっと、大人は力を抜いて、子どもたちを信じたらいい。
と、思います。
と、いう話でした。
お休み学園は、今週最後の川遊びへ行ってきました。
中秋の名月を見た後に、
川へ行くなんて!!と、少々びっくりですが、
山の水は超冷たいけど、
本当に気持ちが良いです。
今年も大きな事故なく川遊びができて本当に良かったです!!!
後日談ですが、
お寿司屋さん行った子が、お休み学園にマグネット持ってきてくれたり、
クリアファイルをプレゼントしてくれたり、
優しさに溢れているお休み学園です。