きのくに子どもの村学園、とても素敵な学園でした。
他にも映画の中で紹介された、伊那の小学校も、世田谷区の中学校も素敵な取り組みが多くて、
しかも公立!!!
どちらの校長先生も、テストも校則も宿題も通知表も、別に決まってるわけじゃないから。
と言っていました。
なるほど!古い教育のシステムの形を受け入れているのは、親の方なのかもしれないですね。
自分の時こうだったから!とかいう理由で。
そして、その結果に左右されているのも、子どもでなく親なのかもしれないですね。
宿題しないとか、テストの点数が悪いとか、成績が悪いとか…。
その落胆を見て子どもが落ち込むみたいな循環になってるのかなと感じました。
子どもたちの主体が起きた、きのくに子どもの村学園は本当にすごい!と思いました。
とにかくとにかく素敵だったけど、全国に5校しかなくて、
私立なので距離的にも経済的にもタイミングよく選ばれた子にしか門がないわけなので、
近くにあったら良いな!とか、自分の子を入れたいとか、
憧れる気持ちはもちろんわかるけど、
公立の方が変わっていくことを強く強く願いました!!
先陣切ってそういうものを作って
前例になってくれているこんな素敵な学校があるのだから、
出来ないわけはないんだ!!!
麹町中学の工藤先生の事例もあるし!!
自分の子が通う学校の校長先生といっぱい話して、仲良くなって、
関係性を気づいていく努力を、
こういう学校が増えればいいと望んだ人、
一人一人が行動に移せば変わるんじゃないかなと思いました。
私も、娘が学校に行ったり行かなかったりを繰り返して、
それから完全不登校になるまでの歴史の中で、先生たちとはめっちゃ話をしました。
親としての思いや、子育ての考えや思想やら何やら、
何回も何回も話したし、教育委員の方とも話しました。
めっちゃ親身に聞いてくれることの方が多かったように思います。
当時の担任の先生も校長先生も教育委員の方もバクマイズのライブを見に来てくれたりしました。
娘たちに「カッコよかったよ!!頑張ってね!!」なんて声かけてくれたりしていました。
(限界集落の小さな学校で先生たちにゆとりがあるっていうのもあるかもしれませんが。)
だから今、学校のシステムになんだかなぁと思ってることをどんどん伝えることを諦めずにいたら、
きっと大丈夫だと思います。
子どもたちは、そんな親の姿を見ているわけですし!!
映画を見て、お休み学園は、良い線いってる!!!と、思いました!
完っ全な自画自賛だけど!!
お休み学園は、まだまだ10人にも満たない上に、
週2回しかやってない不良フリースクールだけど、
きのくに子どもの村学園の超超超縮小版みたいなことはできている気がして、
この線で大丈夫という確信をもらえた気でいます!!
この仕事を始めて人と話す時、
お休み学園は週2回しかやらない事で、通う側の需要を満たせていないことや、
保護者にかかる経済的負担のことを考えて、もどかしい気持ちになることが度々あって、
落ち込み気味になることがあるのですが、
とにかく今の時間を楽しむ!みたいなことや、私のままでとか、自分らしくいれるとか、
そういう瞬間に生きる子どもたちの姿を、何度もここで見ることができているので、
ちょっと俯き気味だった心に自信をもらって、
私こそ私らしく、今、ここに笑顔でやってくる子どもたちとの関係性を大切に
引き続き、子どもたちと一緒に楽しんでいこう!!と思えたことが嬉しかったです。
大好きな俳優の吉岡くんの癒しボイスのナレーションに、
エンディングはブルーハーツの夢!!
映画を見終わった後、熱しやすい私はテンション上がっちゃって、
お休み学園も回数増やせないかな!とか、
こういう学校に興味がある教員の仲間とやれないかな!とか、
マジで考えちゃうくらい、大好きがいっぱいの映画でした。
学校のこと悩んでいても悩んでいなくても楽しめる映画だと思うので、
お近くで上映の際には、なまらおすすめですよ!!
日本の教育システムが変われば社会は変わっていくような気がしてワクワクしますよ!
素敵な企画をありがとうございました!!