お休み学園の社会見学

お休み学園の社会見学

11月17日(木)
大人5名、小中学生13名、幼児2名の総勢20名
で名古屋港水族館に行ってきましたよ!

今回も、先日の秋祭りのバザーの売り上げで、
水族館の入場料を自分たちで賄うことが出来ました!
しかも1人400円のお小遣いまで!!
秋祭り、バザーのご協力、本当にありがとうございました!!!

今回で二回目とういこともあって、
私たちも子どもたちも心なしか気持ちに余裕がありました。

私たち家族で出かける時、それがたとえ海外旅行であっても
行き当たりばったりの珍道中になってしまう…それが私たち家族の歩き方なのですが、
社会見学にそれは好ましくないことが前回の動物園の時に身をもって体験したので、
今回はちゃんと下調べをしました。
(とは言っても調べてくれたのは、お休み学園に通う子のお母さん。
いろいろ調べてくれて、本当に本当に助かりました。)
「○時からイルカショー」
「○時からシャチの公開訓練」
「お弁当の持ち込みは、こことここでならたべられる。」などなど。
私はそれを紙に書いたくらいのことしかしていないのですが、
本当に有り難くそのメモ用紙を握りしめて行きました。


JRと地下鉄で自分で切符を買うは、
2回目の子たちは知ってる!出来る!の自信があって頼もしかったです。
低学年の子たちの、[行きJR][行き地下鉄][帰り地下鉄][帰りJR]と
小袋に分かれていて、家で細かく準備してくれている形跡に愛を感じました。
ちゃんと分けていたのに100円足らなくなった七不思議事件もありました。


館内では、相変わらずそれぞれ自分ペースです。
ゆっくり絵を描く子、お友だちとキャッキャ話しながら見ている子、
パァーーーと進んでいく子、
で私たちは魚をゆっくり見る時間などないのですが、
並んでみんな一緒にではない。
を体験できてたんだなといつか思い出してもらえたら嬉しいな。と、思います。
予定より大分早い時間から「お腹空いた」「もう歩けない…。」という声が聞こえて来て、ドキドキ。
なんとか、12時ちょっと前の許容範囲にお弁当タイム。
シャチの公開訓練やイルカのショーを前で見たい子と全体を見たい子と意見が分かれるので
みんな一緒に一つになってお弁当タイムが今年もできなかったのですが、
子どもたちの望みはそういうところにないんだなと、こういう時に思います。

とても幻想的だった真鰯のトルネード
角の方で、突然始まるおやつタイム



前回、買い物する時間が足りなかった!!という最大の悔しさを(特に女の子たちが)味わっていて、
その反省から今回はお土産を買う時間たっぷり小一時間とりました。
ワクワクとドキドキが絡み合って半パニックになっている子どもたち。
お兄ちゃんにお金を借りていたり、
お姉ちゃんにそんなんいらんやろと諭されてたり、
お財布に入っているお小遣いと欲しい物の値段でがっかりしたり、喜んでいたり、
とても愛しい姿です。
前回のお土産ショップ大パニックから、学んだのか、
今回は必要なものを一度精算して、残りのお金で自分の物を買っていた姿を見て成長を感じました。
買い物カゴにすごい量のお土産を買っていた子が案の定予算オーバーしていてやり直ししていたり、
それぞれに学びがあったんじゃないかなと思います。

買い物が終わっても残り時間1時間近くある!
もう一回ゆっくり見れるかと思いきや、「疲れた!」「帰りたい!」モードがチラホラ。
いつものお休み学園では通用する要求ですが、
社会見学となるとお迎えの時間があるのでそういうわけにはいかないので、しおかぜ広場へ。
(これも事前に調べてもらっていたので、こういう時に取っておいた切り札が大成功でした。)
広々とした芝生の広場は貸切状態で、おやつを食べた後、いつもの鬼ごっこが始まりました。
走っちゃダメ!静かにしてね!から解放されてみんないい笑顔でした。
名古屋にまで来て三輪神社と同じことしてるなぁと思わなくはないのですが…。
こういうところも子どもたちの望みはそういうところにないんだなと思います。


奇跡的に予定通りのJRに乗れて、無事に大垣駅到着!!
お母さんたちの笑顔に迎えられるこの時間が一番ホッとします。
毎回、楽しみと不安が絡み合って、私自身が半パニックになる(子どもたちと一緒だ!)
社会見学ですが、一人一人の笑顔を見れる度に、
今回もやれてよかった、行けて良かったなと心から思うのです。
学びは私たちにも数えられないくらいありました。
帰りの道中、次はどこに行こうと話している姿が、ヘトヘトに疲れた体を優しく癒してくれました。
今回も、みんなで無事に帰ってこれたことを心から感謝して!
また来年も楽しみに♪♪♪