7月21日を最後にお休み学園も夏休みに入りました。
嬉しい楽しい夏休みの始まりですね!!
お休み学園では、川遊びに行きました。
夏休み前の最後の日も川遊びに行く予定でしたが、
前日の良い天気にも関わらず、流れが早く増水していて、
前回の穏やかな川とは、同じとは思えない勢いで流れていました。
なので、しばし佇んで、この後どうするか考えて、
近くの噴水のある公園で遊ぼうということにしました。
みんな、水着だったし、中には帽子に水中メガネまでしている子もいたから、
なんとなく水繋がりで。
川が良かった!!って思いはあったでしょうが、
これはこれで、という感じで、子どもたちははしゃいでいました。
遊具もあるから、すぐそちらに夢中になる子といつまでも噴水で水遊びする子と
それぞれでしたが、全身全霊で遊んでいました。
先週、聞きに行った発達障害と不登校というお話の中で、
発達障害の子は、遊び方や夢中になることが、周りとは違っていて、
なんとなく、集団に溶け込めていない子に対して、大人が無理くり仲間に入れさす。
けど、これ、余計なお世話です。みたいな話が出てました。
本当にそう!!と、思います。
そして、発達障害に関わらず、
全ての子どもたちに対して言える!!と思います!
何を楽しんでいるか、
何に集中しているか、
何を大事にしているか、
何を優先しているか、
本人以外には計り知れないものなのに、
全体を見た、バランス的な物差しで、
こっちがいい、こっちの方が楽しい、或いはこれが正しいという押し付け、
教育の場においてあるあるですが、
この令和の時代!!
風の時代には、
変わっていって欲しいものですね。
発達障害の話を聞いていて、自分を振り返った時、
該当する項目が有りすぎて驚愕でした。
低学年の頃、キャプテン翼とかガンバレキッカーズというサッカー漫画が大好きで、
学校から帰ったら、サッカーボールを道路脇の塀に蹴って遊ぶということをずっとしていたことがあります。本当に、帰ってから暗くなるまでずっと。いつも1人で。
私の頭の中には、キャプテン翼とガンバレキッカーズの選抜チームが出来上がっていて、
もちろん、私もそこに入っていて、空想の中で全国大会に出場しているから、
大興奮なわけです!
でも、側から見たら、壁にボールを蹴っているだけです。
そんなにサッカーが好きならと、両親がサッカークラブみたいなとこに連れていてくれたんだけど、そういうところでは、人見知りしちゃってピクリとも動かない。みたいな。
そんなことを思い出していました。
母がよく、「あの子にとってはセイシンアンテイザイなんでしょう。」と言っていて、
よく意味がわからなかったけど、そういうことだったんだと思います。
あの時、不気味だからやめなさいとか、1人で遊んでないでお友達を作りなさいとか、
無理やりチームに入れられたりしていたら、
我慢できないくらい大っ嫌いなことになっていただろうと思います。
子どもたちが何かに夢中になっている時、
穏やかに見守れる環境が、みんなにあるといいなと思います。
将来的に、それが何かにつながる要素がたとえ一つもなくても、
その時の興奮や高揚を知っていることって
とても大切だと思うからです。
その感覚に近いものを探していけると思うから。
なんとなく与えられたことをそつなくこなすことができていたとしても、
何が自分を夢中にさせるかがわからないと、自分を喜ばすことが分からない
大人になってしまうんじゃないかなって思うからです。
そんなわけで、子どもたちを一瞬で夢中にする水の力ってすごいな!と、思った話です。
暑い夏、プールや川遊び、海、湖、全開で楽しめたらいいですね!!
もちろん、水は時に大変恐ろしくなりますから、どうぞ細心の注意を!!!