12/17(水)
お休み学園に、わららかの杉本さんをお迎えして、
しめ飾りを作りました!!
毎年恒例のしめ飾り作りですが、
今年は、一味違います!
自分たちで育てた、田んぼのお米の藁を使いました。
思い入れが、俄然上がります!!!!

わららかさんのしめ飾り作りは、始まる前に、しめ飾りの起源となる天照大神のお話をしてくれるのですが、今年は、続き的なスサノオの話をしてくれました。
荒くれ者のスサノオが八岐大蛇をやつけて家族を持つという話。
しめ飾りの意味を知って作り始めることができるのも、
なんだか、神聖な気持ちで藁と向き合える気持ちになります!
今回しめ飾りに使った、きみこ2号(品種名)は、背が高く、茎も太いのが特徴なので、
しめ飾りでヨリヨリするのは、大変だったのですが、
みんな、慣れてきているので、これは大変だと言いながらも、一生懸命よりよりよりより。

みんな、コツを掴むのが早くなっています。

自分のより具合に、すぐにOKを出す子、
何度も何度も、やり直す子、
イメージがあってそれを形にしていく子、
それぞれの、納得いくしめ飾りを作っていきます。
わららかさんの優しい指導や声掛けで、
空気もほっこり和みながら、ひたすら、よりよりよりより。
藁をない、輪になったら、楽しい飾り付け。
南天や松、松ぼっくり、笹、ニッケイ、御柳梅(ギョリュウバイ)、ハラン、万願寺とうがらし、
ほうきとうもろこしなどなどです。

全て縁起物で意味があるそうです。

藁の可能性が詰まっています。
飾っていく様子は、本当に十人十色。
大胆に、時に繊細に。
思い思いに飾ります。
早い子では、2時間程度で完成でした。
お昼を食べた後も続ける子も。
それぞれに、想いを込めたしめ飾りの完成です!!!

時間があった子は、今回、藁で亀を作りました。
出来上がりに、可愛いいぃぃぃ!!!!と歓声が上がるほど!!

縁起がいい!!!!

岡本太郎の座らせることを拒否する椅子の顔にも見える。
私は、今回、稲穂も根っこもついている一本の稲株で、
しめ飾りを作りました!
これには、豊かな実りへの願いが込められているそうで、
その地に根付いて実り成長していくという、縁起物だそうです🌾
今年の田んぼは、残念ながらいもちが広がってしまい、
掠れたような稲でしたが、
来年はいもちに負けませんように!!という、想いを込めました。

昔の人は、師走の忙しい時に、しめ飾りを作る、
ただただ藁と向き合うシンとした時間を、大切にしていた。というお話もしてくださいました。
藁をなう時間で、とても安らかな気持ちになったので、
大掃除して美しく整えて、清らかに年を越したいなという気持ちになりました。
子どもたちも、みんな、大満足の自画自賛!!
年の瀬に、とっても贅沢で、幸せな時間となりました。
わららかさん、ありがとうございました!!!!

