お休み学園のクリスマス会〜2025年もありがとう!〜

お休み学園のクリスマス会〜2025年もありがとう!〜

2025年最後のお休み学園の日に、
クリスマス会が開催されました。

お休み学園のクリスマス会といえば、
熱量高い恒例行事で、
子どもたちが、全身全霊で取り組みます。

ダンスに、マジックショーに、劇に、ギターの弾き語りにと、
各々表現したいものを持ち合わせて、
年々、プログラムもパンパンになります。

最初はそんなことなかったので、こちらが企画する、クイズ大会とか、みんなで取り組むゲームなど
がメインだったのですが、
子どもたちがやりたい!っていう、項目が増えて、
今年においては、ダンスの着替えとか、劇の準備とかで、
ゲームを繋ぎに使うみたいな状態にまでなってきました。

去年もやった大盛り上がりのスリッパリレー。
子ども対大人でやって子どもたちが負けたので、リベンジ戦だったのですが、
今年も大人チームの勝ちでした笑笑

これが、単純なゲームなんだけど、非常に盛り上がります。
大人チームも、一丸となって取り込むので、グンと距離が縮まります。
やっぱり距離を縮めるには、遊ぶことって大切ですね!
まさかの2年連続敗退は残念でしたが、汗かくくらい盛り上がりました!!

場が和んだところで、
Nくんのマジックショー!
こちらも恒例となり、3年目になります。
場慣れもしていたし、どんどん技術も上がっています。
いつも、最後にメリークリスマス!っていうネタを仕込んでいるのがとっても素敵!!!

次はダンスです。
毎月1回、よさこいダンスを教えにきてくれる、りかさんと、
今年度はバクマイズの歌に振り付けをつけようとなり、「ラッキーな僕ら」のフリが完成しました。
いろんなライブ会場で、たくさんの方と踊ってきた「ラッキーな僕ら」の原点。
そこから、今年は、自分たちで振り付けを作る創作ダンスが流行ったお休み学園です。

低学年の頃、高学年のお姉さんたちがダンスをしている姿を見て、
私たちもやろう!!となり、去年からダンスを披露してくれるYちゃんLちゃん。
2人揃ったら、ダンスしよう!!ってずっと練習していました。
それでもちょっと不安で、視線の斜め端で、お互いの動きを確認しながら踊ってる姿が、
本当に可愛かった!
とっても緊張していたけど、その分、終わってからの達成感も半端ない感じで、
2人ともいい表情していました!!

革命道中においては、動画を載せられないのが本当に残念なほど!
引くほど、かっこよかったです!
この年で、こんな前衛的な創作ダンス??と、脳がバグるくらい。
でも、バクマイズビルのイベントで、バクマイズの「空を見せる」で、さとりにダンスで入ってもらったりしているのを、みんな見ているんだもんなーと思うと納得!!
踊りの中に、さとりを感じるシーンがあったので。
きっと何か、影響を受けて、頭に、心に残って、咀嚼して形に表すことを、彼らなりにしてると思うと、
ビルでやるイベントの意味も、また膨らんで嬉しくなります。
何回も言うけど、引くほどかっこよかったです!!!

じゃんけん列車の次が劇なので、子どもたちは着替えたりセットしたりで忙しく、
保護者のみで行うシュールなじゃんけん列車になってしまうかな?!と心配したくらい。
結局、着替え終わった子達も参加したし、妹弟ちゃんたちが参加で、
大人子ども入り混じった楽しいじゃんけん列車でした。
何が嬉しいって、保護者全員が参加してくれること!
私は、真剣に遊ぶ大人の姿は、働く大人の背中と同等の価値がある!と思っているので、
親さんたちがとっても楽しそうに参加してくれることは、何よりの贈り物です!

そして、クリスマス会メインイベント、年々、大作化する創作劇です。
今回の話の舞台が法廷で裁判する話になり、脚本にすごい苦労していたけど、
音や動画を駆使して、大作を作り演じきっていました。
仲間の人となりを知っているからこそのキャラクターの作り方や言葉の言い回しとか、
テンポも良くて、
とにかく、一生懸命取り組んできたことを目一杯、表現している姿を目の当たりにして、
目頭が熱くなるばかりです!!
今年は、修学旅行明けからの体調不良で、練習が2週間できなかったギリギリの中で、
よくここまで積み上げたなと、
裏側を知っていることもあり、本当に感動しました。
不安だからこそ、家で、台本読んでセリフの練習をちゃんとしてきていて。
主体が起きるを、実行しているクリスマス会。
やらされている感が一つもないから、きっと見ている人にも届いて、
感動が生まれるんだと思っています。

何より嬉しかったことは、劇を見終わった後、
Tくんが、すかさず私のところに来て、「来年も劇はやるの?」と聞いてきて、
「もちろんやるんじゃないかな」と答えたところ、
「来年は俺も、劇やりたい!」と言ってきてくれた事。
OBの高校生のYくんも、「来年は、タイミングが合えば、劇にでたい」ってLINEをくれた事。
その言葉が全てだと思いました。
楽しく取り組んだこと、一生懸命取り組んだことが、
誰かに届いて、火をつけて、きっとまた一回りも二回りも大きな輪になっていくのでしょうと、思うと、
嬉しくて、楽しみでたまりません!

最後は、ギター弾き語り。
去年、2人でギターの弾き語りを披露したSちゃんとTちゃん。
今年は、去年のクリスマス会の様子を見てエレキギターを誕生日プレゼントにもらったMちゃんが
新しく加わってエルフ三銃士っていう可愛い設定のギター弾き語り。
みんながサンタさんにもらったプレゼントのラッピングしたのはこの子達らしい。
すごく可愛い姿で話して、ぴこぴこ耳を動かしていたのに、
歌い出したのは、
ザ・ブルーハーツの「終わらない歌。」
超和んだ会場で、突如、
『終わらない歌を歌おう、クソッタレの世界のため
終わらない歌を歌おう、全てのクズどものために』
とか、いやいやパンクが過ぎる!!

今回、受験生で忙しいMちゃんがエレキを駆使して、初めての人前ギター。
無理かもしれない無理かもしれない!ってずっと言ってたけど、
無理じゃなかった!!って結果を作ったこと!
素晴らしいと思いました。

どこをとっても、感動ばかりで、まだ心が温かいです。
親バカならぬ、学園長バカにはなりますが、
本当に、最高の子どもたち!!!
劇に出たとか、ダンスをしたとか、何かをできた!ということが最高という意味ではなくて、
自分でやると決めたことを、最後まで全うしたこと。
今年は特に、各々がしっかり家でセリフを練習していた姿、
ダンスでも、劇でも、こんなのどうかな?あんなのどうかな??って、アイディアを出し合い、
もっと良くしようとする姿が、印象的でした。
演技が苦手な子、人前が苦手な子は、もちろんいます。
そんな子たちは、音響したり、照明したり、
演じることが全てではなくて、裏方というポジションもあるわけで。
そこを、しっかり伝えて、私はこっちをやるから!という役割分担も自分たちでやっていることも
また素晴らしいと思いました。

一つの目標に向かって、それを仲間と作り上げることができる楽しさや心の高揚を知っていることって、
今の時代、とっても大切だと思っています。
実感。というやつですね。
特に日頃学校という集団に属していない場合、1人の時間が長いから。
1人で生み出す高揚とは、また違った高揚があるはず!!
きっと、それをダンスや劇を通じて感じたはず!!
終わった後の子どもたちの表情に全てが現れていたと思います。
子どもの時期に、そういう思いをたくさん感じることで、
この先の社会に希望を持てる心を育む事につながるのではないか、と思っています。
今年のクリスマス会を見ていて、
ここの子達は、楽しみ方を知っていて、楽しませ方がわかってきてる!と思いました。
そして、周りも巻き込んで、誰かに自分も何かをやりたいなと思うきっかけを作ったことに、
希望しか感じない!
故に、最高な子どもたち!!!!と、心から思える!!!
そんなクリスマス会でした。

遡ること、5年前。
お休み学園が始まった頃も、よく、「音楽室で劇が始まりまーす!」とか言って、
グッダグダの劇?になるのか?ちょけあってる様子をひたすら見せられてる。
「一体何の時間??」
「私たちは、何を見せられてるんだ??」と、疑問に思うような時代もありました。
「楽しそうで、よかったね!」なんて言っていたのに、
いつの間にか、すっかり楽しませてもらってる!!!!
成長を目の当たりにできて、こんなに嬉しいことはありません。

大盛況、大感動で、温かい気持ちで、2025年もお休み学園は幕を閉じ、
冬休みに入りました。
今年も、たくさんの方々の、理解と応援のおかげで、
一年無事に、大きな怪我なく事故なく過ごすことができたことに
感謝しています!
また、来年も子どもたちとたくさんの笑顔と元気を生むサポートができればと
思っています。
本年も、ありがとうございました!!
来年もどうぞ、よろしくお願いします。

来年は1/10(土) お昼から新年会のお餅つき&書き初め大会をしています。
今年のお餅つきは、自分たちの田んぼで育てたもち米を使いますよ!!!
どなた様も、どうぞ遊びにいらしてくださいね🎵

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください🎍🐴🎍